未練

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火照った君のほっぺ
「ねえコンビニに行こう」って
暑い夜2人手繋いで
カフェオレを飲んだら目が覚めて

「今からなにをしようか」
「ギターでも弾いて歌おうか?」
「それともさっきの続き?」
なんて冗談の筈が本気にして

「もう、バカみたいね」て君は言うけど
「そりゃ男だし」って強がって
冷えた部屋で見つめあいながら
心と体は熱くなってって

交わる体、濡れた瞳
徐々に増していく激しさに
止まること忘れた僕たちは
果てた後に2人目を逸らした

少し明るくなってきたら
君と離れたくなくなった
深いキスと強いハグでまた
愛を確かめ合った朝

間違いなく幸せだった
なのになんでか嫌になった
君の声も匂いも
好きだったバンドの曲も

ちょっと煙草を吸ってみたり
ちょっと嫌なことをしてみても
いなくなる気がないようだから
何も言わずに行くしかなかった

「なあ、ごめんな」
「また会いたいな」
そう言ったところで返事はない
僕が悪いことはわかってんだ

でも君の純粋さは
他にはない程僕を満たすし癒す
今になって気づいた
僕は最低な奴だった

少し明るくなってきたら
あの朝を思い出すんだ
酒で忘れようとしたって
何度も君が目に浮かぶんだ

煙草はもうやめたから
君の理想の人になるから
どうかもう一度また
会いたいな、ダメかな?
会いたいや、ダメだよな

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